創造的生活

コートールド美術展で印象派を鑑賞しながら、事業家について感じたこと

「そうだ、芸術で心を洗おう。」と上野へ。

まず東京都美術館へ。
ちょうど、「まちなかコンサート」というコンクール入賞者によるクラシック演奏が無料で聴ける催しが開催されていて、弦楽四重奏(バイオリン、ヴィオラ、チェロ)を堪能。
私はピアノ演奏がいちばん好きだけど、弦楽クラシックの高貴で重厚な音の響きは、日常を離れた世界に連れて行ってくれるような気がして、これもまたいい。

お目当ての「コートールド美術館展 魅惑の印象派」のチケットを買う時に、
「UENO WELCOME PASSPORT」というのを見つけた。これは、上野エリアの美術館や博物館、動物園などの常設展がいろいろ入れるというもの。
そうなると、いろいろ入りたくなって勢いで購入。明日も来よう。近所だしね。

コート―ルド美術館とは、イギリスで繊維事業で大成功したコート―ルドさんが、まだ印象派が認められていなかった時代に、印象派に魅了されてしまい、私財を投げうって買いまくった作品集。
「印象派は人々の心をゆたかにしてくれるものだ。」と確信した彼は、世のため人のため後世のため、研究所を創り自分の所蔵すべてを寄贈したそうな。

私は、モネ、セザンヌ、ルノアール、マネなどの絵を観ながら、コート―ルドさんの気持ちが実感できた。
素朴ながら癒される。
西洋美術館の「松方コレクション」にも行ったけど、ルネサンス画で、こちらは癒されない(;'∀')おどろおどろしい。
印象派は家のいたるところに飾っておきたいけど、ルネサンス画は宗教がメインで、キリストが十字架にかけられて血を流してたり、最後の晩餐とか審判とか、社会的人類的問いが深そうなんだけれども、こんなのに囲まれて暮らせない笑

それはさておき、
事業家コート―ルドさんがビジネスで儲けた莫大な富を投じて、印象派は認められて後世に残ったんだなぁ、、ということについて、ある種の感慨がこみ上げた。

価値ある創造をするアーテイストは、いつの時代でも、経済の問題と孤独にたたかいながら、創作活動をしている。
彼らにとって、金が目的なのではなく、自分が作りたいものを作ることが幸福なのだ。

それに対して、多くの事業者は金を稼ぐことが第一になっているんだけれども、それだけが目的では生命はむなしい。
世の中にとって価値があると自分が信じるものを見出し、その生命が生き残れるように世の中に出して支えてやるのが、事業者としての使命かと。
そうなれたら本望だな。

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